安曇野でワイナリーを巡ってみたいけれど、どこに行けばいいのか、何が楽しめるのか、いまいちイメージが湧かない——そんな方は多いのではないでしょうか。安曇野ワイナリーは、北アルプスの絶景を眺めながら無料試飲やワイン工場見学、自家製ヨーグルトまで楽しめる、ドライブ旅にぴったりのスポットです。この記事では、安曇野ワイナリーのアクセス・見学内容・おすすめワイン・周辺のワイナリー情報まで、初めて訪れる方でも迷わないようにまるごと紹介します。家族連れでもカップルでも一人旅でも、それぞれの楽しみ方が見つかるはずです。
・安曇野ワイナリーのアクセス・駐車場・営業時間などの基本情報
・無料試飲できるワインの種類と価格帯
・ワイン工場見学・ヨーグルト工房の楽しみ方
・周辺ワイナリーとの比較と季節別おすすめプラン
安曇野ワイナリーとは?北アルプスの山並みとぶどう畑が広がる信州の醸造所

標高600mの畑から生まれる「大地の一滴」
安曇野ワイナリーは、長野県安曇野市三郷小倉に位置するワイナリーで、「大地の一滴を醸す」をコンセプトに掲げています。自社畑でカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどの欧州系品種を栽培し、安曇野の冷涼な気候と北アルプスの雪解け水を活かしたワインづくりを行っています。標高約600mの畑は昼夜の寒暖差が大きく、ぶどうの糖度と酸味のバランスが整いやすい環境です。ドライブ旅の途中にふらっと立ち寄れる気軽さがありながら、本格的なワインに出会えるのがこのワイナリーの魅力。家族連れなら併設のヨーグルト工房、カップルならテラス席でのテイスティングと、訪れる人に合わせた楽しみ方ができます。ただし冬季(12月〜3月頃)は営業時間が短縮される場合があるため、訪問前に公式サイトで確認しておくと安心です。
ワイン工場・ヨーグルト工房・ガーデンが1か所に集まる複合施設
安曇野ワイナリーの敷地内には、ワイン工場、ヨーグルト工房、約140種の植物が植えられたガーデン、ショップ&カフェが集まっています。ワインだけでなく、地元の新鮮な牛乳を使った飲むヨーグルトの製造も行っており、ワインが飲めないお子さんやドライバーにも楽しみがあるのが特徴です。ガーデンは入場無料で、季節の花を眺めながらぶどう畑の向こうに北アルプスを望む散策が楽しめます。一人旅でも30分〜1時間あれば施設全体をゆっくり回れるコンパクトさ。ただしガーデンは冬季に見どころが少なくなるため、花を楽しみたいなら5月〜10月がおすすめです。
「テロワールを表現するワイン」へのこだわり
安曇野ワイナリーが目指すのは、安曇野の土地の個性がそのまま伝わる「テロワールワイン」です。自社畑で栽培したぶどうを使い、醸造から瓶詰めまで一貫して敷地内で行っています。特にメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンに力を入れており、長野県原産地呼称管理委員会の認定を受けた銘柄もあります。ワインに詳しくなくても、試飲カウンターでスタッフに好みを伝えれば、自分に合った1本を見つけやすいです。価格帯は1,452円〜7,260円と幅があり、お土産用の手頃なものから特別な日のための1本まで選べます。注意点として、限定醸造のワインは夏〜秋に売り切れることがあるため、気になる銘柄は早めの訪問が吉です。
安曇野ワイナリーの旧名は「あづみアップル」。もともとリンゴジュースの製造が出発点で、その後ワイン醸造に本格参入した経緯があります。リンゴ栽培で培った果実管理のノウハウがワインづくりにも活かされているのは、意外と知られていない話です。
安曇野ワイナリーへのアクセスと駐車場|ICから車で10分の好立地
長野自動車道・梓川スマートICから約10分で到着
安曇野ワイナリーへは、長野自動車道の梓川スマートICから県道を南西方向へ約10分で到着します。安曇野ICからでも約15分です。松本市街地からは国道158号線経由で約25分。道は比較的わかりやすく、ワイナリー手前には看板も出ているため迷うことは少ないでしょう。ドライブ旅の途中に組み込みやすい立地で、大王わさび農場(車で約20分)や穂高神社(車で約15分)と合わせて回るルートが人気です。公共交通機関を使う場合はJR大糸線「一日市場駅」からタクシーで約10分ですが、周辺に飲食店や他の観光地も点在しているため、車での訪問が圧倒的に便利です。
無料駐車場は普通車約50台分|大型連休の午前中がねらい目
駐車場は無料で、普通車約50台分のスペースがあります。平日はほぼ満車になることはありませんが、GW・お盆・紅葉シーズンの土日は午前11時を過ぎると混み合うことがあります。特に10月のぶどう収穫シーズンはイベントが重なることもあり、朝10時前の到着が安心です。大型バスの駐車スペースも用意されているため、団体ツアーと重なるとショップ内が一時的に混雑することも。逆に平日の午後は比較的空いていて、テラス席もゆったり使えます。バイクや自転車でのアクセスも可能で、駐輪スペースは入口付近に確保されています。
松本・穂高方面からの日帰りモデルルート
松本駅周辺を午前9時に出発した場合、まず安曇野ワイナリーで試飲と見学を楽しんで約1時間。その後、車で20分ほどの大王わさび農場でランチと散策を1時間半。午後は穂高神社やちひろ美術館を回って、16時頃に松本に戻るルートが無理なく回れます。カップルなら安曇野ワイナリーのテラスでゆっくり過ごし、その後に穂高温泉郷で日帰り入浴を加えるプランもおすすめ。一人旅なら午後にスイス村ワイナリー(車で約15分)をはしごするワイナリー巡りコースも組めます。注意点として、試飲をする場合はドライバーが飲めないため、ハンドルキーパーを決めておくか、ノンアルコールのぶどうジュースを選ぶ形になります。
| 名称 | 安曇野ワイナリー |
| 所在地 | 長野県安曇野市三郷小倉6687-5 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(通常期3月〜11月)/ 9:30〜16:30(冬季12月〜2月) |
| 定休日 | 年末年始ほか不定休あり |
| 予算目安 | 試飲無料/ワイン購入1,452円〜7,260円 |
| 駐車場 | あり(約50台・無料) |
| アクセス | 長野自動車道 梓川スマートICから車で約10分 / 安曇野ICから約15分 |
安曇野ワイナリーの見学コース|ワイン工場とヨーグルト工房を無料で体験

ワインセラーは予約不要で自由見学できる
安曇野ワイナリーのワインセラーは、営業時間内であれば予約なしで自由に見学できます。薄暗いセラー内にはオーク樽が並び、ワインが静かに熟成されている様子を間近で見られます。セラー内はひんやりとした空気で、夏場の避暑スポットとしても快適です。所要時間は10〜15分程度。ワイン醸造の工程を解説するパネルも設置されているので、ワイン初心者でも楽しめます。ただし団体ツアーと重なるとセラー内が混み合うことがあるため、静かに見学したいなら平日の午前中がベストです。車椅子やベビーカーでの移動は一部段差があるため、スタッフに声をかけると案内してもらえます。
ヨーグルト工房|安曇野の新鮮な牛乳で作る飲むヨーグルト
ワイナリー敷地内にあるヨーグルト工房では、安曇野産の新鮮な牛乳を使った飲むヨーグルトを製造しています。工房の窓越しに製造ラインを見学でき、できたてのヨーグルトはショップで購入可能です。なめらかな口当たりと牛乳本来の甘みが特徴で、1本150ml入りで300円前後。子どもにも人気が高く、家族連れにとってはワインが飲めないお子さんの「お土産」として重宝します。ドライバーにとっても、ワインの代わりにヨーグルトを楽しめるのは嬉しいポイント。ただし製造日によっては工房が稼働していないこともあるため、製造工程を見たい場合は事前に問い合わせておくと確実です。
約140種の植物が彩るガーデン散策
安曇野ワイナリーの敷地内には約140種の植物が植えられたガーデンがあり、四季折々の花と北アルプスの景色を同時に楽しめます。春はチューリップや桜、夏はラベンダーやバラ、秋は紅葉とコスモスが見頃を迎えます。ガーデンは入場無料で、ぶどう畑の合間を縫うように小道が整備されているため、散歩がてら気軽に歩けます。所要時間は15〜20分程度で、ベンチも点在しているのでお弁当を食べている家族連れの姿も。写真映えするスポットが多く、カップルのデートコースとしても人気です。冬季は花が少なくなりますが、雪をかぶった北アルプスの眺望は冬ならではの絶景。防寒対策をしっかりして訪れれば、静かなガーデンを独り占めできます。
ワイン工場の醸造エリア(タンクや瓶詰めライン)は通常、外からガラス越しに見る形式です。醸造エリア内部への立ち入りは基本的にできないため、「工場の中に入って見学したい」と期待して行くとギャップを感じるかもしれません。セラー見学とショップ試飲をメインに考えておくと満足度が高いです。
テイスティングで選ぶ安曇野ワイナリーのおすすめワイン|品種別の特徴と価格帯
無料試飲は常時4〜5種類|カウンターで気軽に味わえる
安曇野ワイナリーのショップでは、常時4〜5種類のワインを無料で試飲できます。試飲カウンターはショップ内に設置されており、スタッフが品種の特徴や料理との相性を説明してくれるので、ワイン初心者でも選びやすい雰囲気です。テラス席に持ち出して、ぶどう畑と北アルプスを眺めながらテイスティングすることもできます。無料試飲のラインナップは季節によって入れ替わるため、訪れるたびに新しいワインに出会えるのもリピーターが多い理由のひとつ。有料試飲ではプレミアムワインや限定醸造ワインも1杯から楽しめます。注意点として、車を運転する方は試飲できないため、同行者に試してもらうか、ノンアルコールのぶどうジュース(100%自社畑ぶどう使用)を選びましょう。
赤ワインの看板銘柄|メルローとカベルネ・ソーヴィニヨン
安曇野ワイナリーの赤ワインでは、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンが看板銘柄です。メルローは果実味が穏やかでタンニンがまろやか、ワイン初心者にも飲みやすい仕上がり。カベルネ・ソーヴィニヨンはしっかりした骨格と深みがあり、信州牛や鹿肉のジビエ料理との相性が抜群です。価格はスタンダードなものが2,000円台前半から、樽熟成のプレミアムラインが5,000円〜7,260円。長野県原産地呼称管理委員会の認定を受けた銘柄もあり、「信州産」としての品質が公的に裏付けられています。お土産には2,000円前後のスタンダードラインが手頃でおすすめ。特別な日用には樽熟成のプレミアムラインを選ぶと、贈り物としても喜ばれます。定休日明けは在庫が補充された直後なので、品揃えが充実していることが多いです。
白・ロゼ・スパークリングも充実|女性人気の高い銘柄は?
赤だけでなく、白ワイン・ロゼ・スパークリングのラインナップも充実しています。白ワインはナイアガラやシャルドネを使ったものがあり、フルーティーな香りとすっきりした飲み口が特徴。ロゼワインはサーモンピンクの美しい色合いで、前菜や和食にも合わせやすい万能タイプです。スパークリングワインは1,500円〜3,000円前後の価格帯で、手土産やちょっとしたお祝いにちょうどよい価格感。女性やワイン初心者には、甘口のナイアガラ白ワイン(1,452円〜)が特に人気です。一人旅でショップを訪れるなら、スタッフに「普段どんなお酒を飲むか」を伝えると、好みに合ったワインを提案してもらえます。
| 比較項目 | メルロー | カベルネ・ソーヴィニヨン | ナイアガラ(白) | スパークリング |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | 赤・ミディアム | 赤・フルボディ | 白・甘口 | 白・辛口〜中辛口 |
| 価格帯 | 2,000円〜5,000円 | 2,500円〜7,260円 | 1,452円〜2,000円 | 1,500円〜3,000円 |
| おすすめシーン | 普段飲み・初心者 | 特別な日・肉料理 | 女性・甘口好き | 手土産・お祝い |
| 合う料理 | パスタ・煮込み | 信州牛・ジビエ | チーズ・フルーツ | 前菜・魚介 |
※信州びより調べ(2026年5月時点)。価格は税込、在庫状況により変動する場合があります。
安曇野ワイナリーのショップ&カフェ|お土産選びとテラス席での過ごし方
ショップで買える人気のお土産ベスト3
安曇野ワイナリーのショップには、ワイン以外にもお土産にぴったりの商品が並んでいます。人気が高いのは、まず自社畑ぶどう100%の「ぶどうジュース」。ワインと同じぶどうを使っているため香りが濃厚で、お酒を飲まない方や子どもへのお土産として好評です。次にヨーグルト工房の「飲むヨーグルト」。安曇野産の牛乳を使ったなめらかな味わいで、要冷蔵ですがクーラーボックス持参で買っていく方も多いです。3つ目はワインに合うおつまみセット。地元のチーズやドライフルーツが詰め合わせになっていて、1,000円前後で購入できます。ショップは試飲カウンターと一体になっているため、試してから買える安心感があります。GWや紅葉時期は団体客でレジに列ができることもあるので、時間に余裕を持って訪れましょう。
テラス席でワインとぶどう畑の景色を同時に味わう
ショップに併設されたテラス席は、安曇野ワイナリーの隠れた魅力です。目の前にぶどう畑が広がり、その奥に北アルプスの山並みが見える開放的なロケーション。試飲カウンターで選んだワインやぶどうジュースをテラスに持ち出して、景色を眺めながら味わえます。テラス席は10席程度で、屋根付きのスペースもあるため小雨なら問題なく利用可能。晴れた日の午前中は山がくっきり見えることが多く、写真撮影にも好条件です。カップルのデートスポットとしても雰囲気が良く、ワインを片手にのんびり過ごす時間は贅沢そのもの。ただし冬季は気温が氷点下になることもあるため、11月〜3月にテラスを利用するなら防寒対策は必須です。
オンラインショップとの価格差はある?現地購入のメリット
安曇野ワイナリーにはオンラインショップもあり、自宅にいながらワインを購入できます。価格自体は現地ショップとオンラインでほぼ同じですが、現地購入には「試飲してから選べる」「限定醸造品が先に並ぶ」「送料がかからない」という3つのメリットがあります。特に限定醸造ワインはオンラインに掲載される前に現地で売り切れることもあるため、レアなワインを狙うなら現地が有利です。一方、まとめ買い(6本以上など)の場合はオンラインショップで自宅配送にしたほうが持ち運びの手間がかかりません。一人旅で荷物を増やしたくない場合は、現地で試飲→気に入ったものをオンラインで後日注文、という使い分けも賢い方法です。
安曇野エリアのワイナリー巡り|周辺スポットとの比較で計画を立てる
スイス村ワイナリー|安曇野ワイナリーから車15分のもうひとつの醸造所
安曇野ワイナリーと合わせて訪れたいのが、車で約15分の場所にあるスイス村ワイナリーです。こちらも長野県原産地呼称管理委員会の認定を受けたワインを醸造しており、特にコンコードやナイアガラなど日本固有品種を使ったワインに定評があります。安曇野ワイナリーが欧州品種のメルロー・カベルネ中心なのに対し、スイス村ワイナリーは日本品種のフルーティーな甘口ワインが得意。2軒をはしごすることで、安曇野のワインの幅広さを体感できます。試飲も可能で、こちらもドライバー以外なら無料で数種類を味わえます。定休日が異なる場合があるため、2軒を同日に回る計画なら事前に両方の営業日を確認しておきましょう。
塩尻・松本エリアまで広げるとワイナリーの選択肢は10軒以上
安曇野を起点に塩尻・松本方面まで足を伸ばすと、選べるワイナリーは10軒以上に増えます。塩尻市の桔梗ヶ原エリアは日本ワインの名産地として知られ、五一わいんや井筒ワインなど歴史あるワイナリーが集中しています。安曇野ICから塩尻ICまでは高速で約20分、下道でも40分程度。1日でワイナリー3〜4軒を巡るなら、午前に安曇野エリア(安曇野ワイナリー+スイス村ワイナリー)、午後に塩尻エリアという配分が効率的です。ただし試飲をする場合はドライバーの問題が出てくるため、2名以上でのドライブ旅か、塩尻駅周辺に宿泊して翌日回る計画がおすすめ。一人旅の場合は試飲を諦めて「見学+購入」に徹するか、タクシーを活用する方法もあります。
安曇野ワイナリー周辺の観光スポットとセットで回るコツ
安曇野ワイナリーの周辺には観光スポットが豊富にあるため、ワイナリー単体で終わらせるのはもったいない話です。車で20分圏内に大王わさび農場、ちひろ美術館、穂高神社、穂高温泉郷が揃っています。おすすめの組み合わせは、午前中にワイナリーで試飲と見学→昼に大王わさび農場でわさびそば→午後にちひろ美術館という文化&グルメルート。家族連れなら、ワイナリーのガーデンで子どもを遊ばせた後に国営アルプスあづみの公園(車で約25分)へ向かうプランが満足度が高いです。意外と知られていないのが、ワイナリーから車5分ほどの場所にある地元の農産物直売所。旬の野菜や果物が安く手に入り、旅の最後に立ち寄ると実用的なお土産が増えます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 試飲無料で気軽に訪れやすい ワイン以外(ヨーグルト・ガーデン)も楽しめる 北アルプスの絶景テラスがある |
醸造エリア内部には入れない 冬季は営業時間短縮・花が少ない 限定ワインは売り切れが早い |
安曇野ワイナリーを120%楽しむ季節別プラン|春夏秋冬の見どころガイド
春(4〜5月)|残雪の北アルプスとガーデンの花が最も映える季節
春の安曇野ワイナリーは、残雪をまとった北アルプスの白い山並みと、ガーデンに咲き始めたチューリップ・桜のコントラストが見事です。4月中旬〜5月上旬はぶどうの新芽が出始める時期で、畑の緑が日ごとに濃くなっていく様子も楽しめます。気温は日中15〜20℃前後で過ごしやすく、テラス席でのテイスティングに最適なシーズン。GW期間中は混雑しますが、4月の平日なら駐車場もテラスもゆったり使えます。この時期だけの限定ワインが出ることもあるので、公式サイトの新着情報をチェックしておくと見逃しを防げます。家族連れなら、安曇野ワイナリー→国営アルプスあづみの公園のチューリップ祭り(4月中旬〜5月上旬)のハシゴが鉄板ルートです。
夏(6〜8月)|ぶどうの成長を間近で見られるシーズン
夏はぶどうの実が日に日に大きくなる成長期で、畑の緑が最も濃い季節です。安曇野は標高が高い分、平地と比べると2〜3℃涼しく、避暑を兼ねたドライブ旅の目的地として人気があります。ワインセラーの中はさらにひんやりしていて、真夏でも15℃前後の快適空間。冷えた白ワインやスパークリングの試飲が特に美味しく感じる時期です。お盆期間中は家族連れやカップルで混み合うため、朝一番の9:30〜10:00に到着するのがおすすめ。ラベンダーやバラが咲くガーデンも夏の見どころで、花の香りの中を散策するだけでリフレッシュできます。注意点として、夏場の安曇野は夕方に雷雨が発生しやすいため、テラス席を使うなら午前中が安定しています。
秋(9〜11月)|収穫シーズンは1年で最もワイナリーが活気づく
秋は安曇野ワイナリーが1年で最も活気づくシーズンです。9月下旬〜10月にかけてぶどうの収穫が行われ、畑には実をたわわにつけたぶどうの房が並びます。この時期にはヌーヴォー(新酒)の仕込みが始まり、ワイナリー全体に醸造の香りが漂います。10月〜11月の紅葉シーズンはガーデンの木々が赤や黄色に色づき、北アルプスの初冠雪と紅葉が同時に見られることも。写真撮影には秋が最もおすすめの季節です。ただし紅葉ピークの土日(10月中旬〜11月上旬)は駐車場が午前10時前に埋まることがあるため、早めの到着を心がけてください。カップルのドライブデートなら、紅葉の安曇野ワイナリー→穂高温泉郷の日帰り入浴がゴールデンコースです。
冬(12〜3月)|静かなワイナリーで熟成ワインとゆっくり向き合う
冬の安曇野ワイナリーは観光客が少なく、静かな環境でワインとじっくり向き合える穴場の時期です。ガーデンの花は減りますが、雪化粧した北アルプスの迫力は冬が一番。ショップ内は暖房が効いていて、試飲カウンターでスタッフとゆっくり話しながらワインを選べます。冬季限定の熟成ワインやホットワイン用のスパイスセットなど、この時期ならではの商品が並ぶこともあります。冬季(12月〜2月)は9:30〜16:30の営業時間となるため、通常期より早い閉館に注意が必要です。道路の凍結にも注意が必要で、12月〜2月はスタッドレスタイヤかチェーンを装着してください。一人旅なら冬の静かなセラーで熟成ワインの品揃えをじっくり吟味できるので、ワイン通にはむしろ冬がおすすめの季節です。
実は安曇野ワイナリーが最も空いている「穴場タイミング」は、平日の14時〜15時台。団体ツアーは午前中に集中するため、午後になるとショップもテラスもほぼ貸し切り状態になることがあります。ゆっくり試飲したい方は、あえて午後の遅い時間を狙ってみてください。
安曇野ワイナリー訪問で失敗しないための準備と注意点
ドライバー問題の解決法|試飲を楽しむための3つの選択肢
安曇野は車社会で、ワイナリーへのアクセスも車が基本です。しかしワインの試飲を楽しみたいなら「誰が運転するか」問題を事前に解決しておく必要があります。選択肢は3つ。1つ目はハンドルキーパーを決めて、ドライバーはぶどうジュースやヨーグルトを楽しむ方法。2つ目は穂高温泉郷や安曇野市内に宿泊し、宿からタクシーで往復する方法(片道約2,000円〜3,000円)。3つ目はJR大糸線の一日市場駅からタクシー(約10分・1,500円前後)を利用する方法です。カップルなら「行きは私が運転、帰りはあなた」と往復で交代するのもアリですが、試飲量によってはアルコールが残るため、帰りの運転まで2時間以上空けるのが安全です。
服装と持ち物|ワインセラーは夏でもひんやり
安曇野ワイナリーのセラーは年間を通じて15℃前後に保たれているため、夏場でも薄手の羽織りが1枚あると快適です。ガーデン散策には歩きやすいスニーカーがおすすめで、ヒールのある靴だと砂利道で歩きにくいことがあります。持ち物としては、ワインやヨーグルトを持ち帰る場合のクーラーボックスがあると便利。特に夏場は車内の温度が上がるため、ワインの品質を保つためにも保冷対策をしておきましょう。写真撮影を楽しむなら午前中の光が柔らかい時間帯がベスト。冬季は手袋・マフラーなど防寒具を忘れずに。テラス席は屋外なので、日焼けが気になる方は日焼け止めや帽子も持参してください。
混雑を避けるベストタイミングは平日午後と冬季
安曇野ワイナリーの混雑ピークは、GW・お盆・紅葉シーズン(10月中旬〜11月上旬)の土日です。特にGWは安曇野エリア全体が観光客で賑わうため、ワイナリーの駐車場も午前中に埋まりやすくなります。逆に空いているのは平日全般と冬季(12月〜3月)。平日は駐車場に困ることはまずなく、試飲カウンターでもスタッフを独占して質問できます。土日に訪れるなら朝9:30のオープン直後を狙うか、14時以降の団体客が帰った後が快適です。家族連れで土日に行く場合は、先に大王わさび農場など他のスポットを回り、午後にワイナリーへ向かうルートにすると混雑を避けやすくなります。
冬季休業や臨時休業で、わざわざ行ったのに閉まっていた——という失敗は意外と多い話です。年末年始のほか、設備メンテナンスで不定休になることもあるため、遠方から訪れる場合は出発前に公式サイトか電話で営業日を確認してください。
まとめ|安曇野ワイナリーは試飲も見学もお土産も景色も楽しめるドライブ旅の定番スポット
安曇野ワイナリーは、北アルプスの絶景を背景にワインの試飲・工場見学・ガーデン散策・お土産選びが1か所で完結する、安曇野ドライブ旅の定番スポットです。ワイン好きはもちろん、お酒を飲まない方やお子さん連れでもヨーグルト工房やガーデンで十分に楽しめる懐の深さがあります。長野自動車道のICから10分というアクセスの良さも、旅のプランに組み込みやすい大きな理由です。
この記事のポイントを振り返ります。
- 安曇野ワイナリーは梓川スマートICから車で約10分、駐車場は無料で約50台分
- 無料試飲は常時4〜5種類、テラス席で北アルプスを眺めながら味わえる
- ワインの価格帯は1,452円〜7,260円で、お土産から贈り物まで幅広く対応
- ワイン工場のセラー見学は予約不要・無料で、ヨーグルト工房の見学も可能
- 車で15分のスイス村ワイナリーとのハシゴで安曇野ワインの奥深さを体感できる
- ベストシーズンは春(4〜5月)と秋(9〜11月)、穴場は冬季と平日午後
- ドライバー問題はハンドルキーパー制・宿泊+タクシー・ぶどうジュースの3択で解決
まずは公式サイトで営業カレンダーを確認して、天気の良い日を選んで訪れてみてください。試飲カウンターでスタッフに好みを伝えれば、あなたにぴったりの1本がきっと見つかります。安曇野の澄んだ空気の中で飲むワインは、自宅で開けるのとはまた違った味わいです。大王わさび農場や穂高温泉郷と合わせて、信州の「食」と「景色」を両方楽しむ1日を計画してみてはいかがでしょうか。
※営業時間・メニュー・価格などの最新情報は公式サイトでご確認ください。

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